幹細胞培養上清治療

幹細胞培養上清治療のメリット

幹細胞治療は様々な疾患に効果が認められ、その適応も広がりつつありますが、培養コストが高額であることや、細胞採取に伴う患者様への身体負担などの課題があります。
一方、幹細胞治療と同様の効果が期待できる幹細胞培養上清治療は、これらの課題をクリアできます。

身体負担なし

患者組織の採取が不要なため、患者の身体的負担はありません。

培養期間なし

同等効果が期待できる幹細胞治療より圧倒的コストでご提供可能です。コストや手間。時間の課題を考慮した場合、幹細胞培養上清治療の選択は、貴院。患者様にとって大きなメリットと言えるでしょう。

「効果」と「高い安全性」が両立する治療法

幹細胞培養上清には、幅広い疾病治療に高い効果が証明されている数百種類ものサイトカインが存在しています。
サイトカインの治療適応は、様々な研究うにより、実証されつつあり、再生医療領域の中でも非常に注目されている研究分野でもあります。さらにサイトカインは遺伝情報を含まず、投与に伴う拒絶反応や異物反応が生じにくいため、安全性の面でも安心してご利用いただけます。
 

目的・期待する効果に応じた多様な投与方法が可能です。

疾病予防やアンチエイジングを目的とした点滴投与だけではなく、美容目的での外用塗布、点鼻投与など、期待する効果に応じた様々なご利用方法が選択できることも大きな特徴です。
 

脳脊髄液に直接作用し
血管経由の2万倍効果が高い点鼻治療

 
脳脊髄液と血液は血液脳関門(BBB)という働きにより物質交換を制限されています。血液に乗せて幹細胞培養上清液を導入する点滴や注射では、脳脊髄に到達するサイトカインの量が限られています。
※脳脊髄液と血液は毎日500ml生成され古いものを排出するサイクルを繰り返しています。常にサイトカインを脳脊髄液に供給することで点鼻薬で可能になります。
血管内投与により、早期かつ高濃度のサイトカインを脳内に到達させることができます。
点鼻投与は今後、脳機能改善・中枢神経系疾患への応用研究にも繋がる、治療領域での効果が非常に期待できる投与方法と考えられています。
また、コロナ後遺症治療の選択肢として、幹細胞培養上清点鼻投与が注目されています。

コロナ後遺症にも点鼻投与が有効

呼吸器障害として
咳、息切れ、胸の痛みや違和感、息苦しさなど
身体機能障害として
嗅覚、味覚障害、倦怠感、頭痛、関節痛、食欲低下など
精神機能障害、認知機能障害として
心的外傷後ストレス(PTSD)、記憶障害、不安、抑うつ、不眠症、食欲低下など
 
後遺症の原因として、自己抗体、感染症などを契機とする過剰な炎症反応(サイトカインストーム)、活動性のウィルスそのものによる障害、不十分な抗体による免疫応答などが考えられていますがいまだ明確になっていません。このため、後遺症の治療には長い時間がかかっている場合や、感染から一年経過後も症状がみられる場合があります。
症状が軽症であっても、身体のさまざまな部位にダメージを受けている可能性があり、持続的な症状を発症する可能性が考えられます。幹細胞培養上清液には炎症を抑制する効果に加え、活性酸素のスカベンジャーとして作用することで、同時に炎症によって傷ついた細胞の修復や衰えた細胞の活性を促す効果が期待されています。


 

 
患者様がオンライン診療を活用して受診し、ご自宅で点鼻薬としてお使いいただくことで継続的に治療することが可能になります。
 

オンライン診療・在宅点鼻のメリット

従来、幹細胞培養上清治療は、クリニックへ通院し、点滴などでの治療が一般的でしたが、在宅点鼻を取り入れることで、通院の手間や注射に抵抗感のある方、また治療価格を抑えて気軽に治療を行いたい方の要望にお応えできます。